企業が採用試験として適正検査を利用するには前提があります

一つの適正検査ですべてが分かるものではありません

適正検査は人間の内面を分析できる特徴がありますが、人間の全貌にはほど遠いものなのです。そのことを利用する人は理解をしておかなければなりません。一つの適正検査で分析できるのは、一つだと考えておくことです。しかし、一つでも分かるのであれば素晴らしい検査方法だと思います。従って、より全貌に近づくには適正検査を二つ三つと組み合わせることです。コンピューターを使用してアウトプットできる適正検査などは、この組み合わせで全体像を映し出しているのです。

検査の内容を判定する仕方について

いくら適正検査を利用しても、その結果内容を理解できていなければ意味がありません。適正検査をビジネスとして行っている会社のを利用すると、人物像を文章で分かるように記載してあります。ところが、市販で販売している検査用紙を利用すると、検査データーを読み取る力量が必要になります。このような検査用紙を使用した場合は、解説書やマニュアルを、採用担当者は良く理解しておかなければなりません。100人以上の結果分析を行うと理解度が増してきます。

応募者も適正検査を研究しているのです

定期採用者の活動が増すにつれて、適正検査が大いに利用されるようになりました。学生は何十社も応募し、都度入社試験を受けるたびに同じ検査用紙を渡される事態が起こりました。こうなると応募する方も、適正検査を研究するようになったのです。解答方法に工夫をするようになって、本人の意志とは違った解答をする者も出てきたのです。更に、書店では適正検査の模範解答なども出版されることになりました。採用担当者は、このような事態を踏まえて独自の検査を組み合わせ、不具合が分かるように行う会社もあります。

近年では、就職試験の第一関門として適性検査を行い、応募者のふるい分けをする会社が徐々に増えてきています。